2007年01月
2007年01月11日
盗難外車を販売、逮捕の男性不起訴 福岡地検
欧州で盗まれた高級車が国内で販売されていた事件で、福岡地検は10日、盗難車であることを隠して販売したとして詐欺容疑で福岡県警に逮捕された神奈川県の会社役員男性を嫌疑不十分で不起訴処分にしたと発表した。
会社役員は2005年、三重県の業者に盗難車であることを隠して高級外車4台を販売した詐欺容疑で昨年10月に逮捕されていた。
その後の調べで会社役員が、イタリアの窃盗団から盗難車を500台ぐらい輸入した、と供述。福岡県警は、会社役員が盗難車を国内の業者に売り渡し、仲介料を得ていた疑いが強まったとして、盗品等処分あっせん容疑の立件を目指したが、国外の盗品に適用された例がなく、被害の裏付けも困難だったため立件を見送ったという。
1月11日 西日本新聞
会社役員は2005年、三重県の業者に盗難車であることを隠して高級外車4台を販売した詐欺容疑で昨年10月に逮捕されていた。
その後の調べで会社役員が、イタリアの窃盗団から盗難車を500台ぐらい輸入した、と供述。福岡県警は、会社役員が盗難車を国内の業者に売り渡し、仲介料を得ていた疑いが強まったとして、盗品等処分あっせん容疑の立件を目指したが、国外の盗品に適用された例がなく、被害の裏付けも困難だったため立件を見送ったという。
1月11日 西日本新聞
刑法犯の1割超が65歳以上、警察庁生活状況を調査
社会の高齢化とともに高齢者による犯罪の急増が指摘される中、刑法犯(交通事故の業務上過失致死傷罪を除く)の検挙者数のうち、65歳以上が占める割合が2005年に初めて1割を超えたことが、警察庁の調べで分かった。
全体の10・9%に当たる4万2108人で、わずか6625人(全体の約2・1%)だった1989年(平成元年)の6倍以上に達したことになる。
人口10万人当たりの検挙者の割合「犯罪者率」も、89年の46人に対し、05年は165人に達した。
こうした事態を受け、警察庁は高齢者犯罪に絞った調査に乗り出した。昨年10月から、全国の警察本部を通して、殺人や強盗、窃盗など六つの容疑で検挙された65歳以上を対象に
1住居
2認知症や介護認定の有無
3アルコール依存の有無
など、犯行時の生活や心身の状況を調べ、3月までに結果を分析、犯罪抑止策を講じる方針だ。
1月8日 読売新聞
全体の10・9%に当たる4万2108人で、わずか6625人(全体の約2・1%)だった1989年(平成元年)の6倍以上に達したことになる。
人口10万人当たりの検挙者の割合「犯罪者率」も、89年の46人に対し、05年は165人に達した。
こうした事態を受け、警察庁は高齢者犯罪に絞った調査に乗り出した。昨年10月から、全国の警察本部を通して、殺人や強盗、窃盗など六つの容疑で検挙された65歳以上を対象に
1住居
2認知症や介護認定の有無
3アルコール依存の有無
など、犯行時の生活や心身の状況を調べ、3月までに結果を分析、犯罪抑止策を講じる方針だ。
1月8日 読売新聞