2006年02月06日

法隆寺、国宝指定西室の格子切断、文殊菩薩像1体が盗難

5日午前8時半ごろ、奈良県斑鳩町法隆寺山内の法隆寺西室(国宝)の木製格子がのこぎりのようなもので切断され、中にあった文殊菩薩像の複製1体が盗まれているのを寺の職員が見つけた。西和署は器物損壊、窃盗事件として捜査している。同日正午ごろ、約20キロ離れた同県明日香村橘の橘寺本堂で、薬師如来像を盗んだ男を橿原署が窃盗容疑で現行犯逮捕しており、県警は関連を調べている。

法隆寺西室の東側にある木製格子6本が切断され、ここから侵入したらしい。菩薩像は昭和初期ごろの粘土製で、五重塔内に安置される像の複製。西室は鎌倉時代に僧坊として建てられた建物で、4日夜は異状はなかったという。
(毎日新聞) 2月5日

pickup2 at 22:44│TrackBack(0) 防犯 | 事故

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