2007年12月21日

印鑑登録原票6人分紛失。岡崎市庁舎

愛知県岡崎市が今年7月に供用開始した市役所新庁舎への引っ越し作業に伴い、印鑑登録した市民の氏名や印影などを記録した印鑑登録原票6人分を紛失していたことが20日、分かった。市は県警岡崎署に遺失届けを出すとともに6人に謝罪したが、紛失を公表していなかった。

原票は、印鑑登録の原本で、縦4.2センチ、横16.5センチ。氏名や住所、生年月日、登録年月日、印影などが記録され、耐火式金庫で保管していた。実際には原票をコンピューター処理して運用しているが、印影がかすれた時などに必要となる。

7月17日の新庁舎供用開始を前にした同5日、約22万2000人分の印鑑登録原票をダンボール23箱に詰め分け、そのうち6箱を職員2人が台車に乗せて新庁舎に運ぼうとした時、台車が道路の段差につまづき、約1万枚の登録原票が入った1箱が路上に転落。封が外れ、入っていた原票10数枚が風に舞い上がった。

12月21日 毎日新聞

pickup2 at 06:37│ 防犯 | 個人情報
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