2008年08月29日

放射性物質イリジウム盗難、検査下請け会社の男に有罪判決

千葉県市原市の設備検査会社から放射性物質イリジウムが盗まれた事件で、窃盗や放射線障害防止法違反(所持の制限)などの罪に問われた、同社下請け会社元役員の被告の判決が27日、千葉地裁であった。
裁判官は「人事異動に対する不満が動機で、短絡的な犯行。社会に放射線に対する不安を与えた」と述べ、懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役3年)の有罪判決を言い渡した。
判決によると、被告は4月5日午前、放射性物質イリジウム192が入ったステンレス製の円柱状容器を同社保管庫から盗み出し、4月8日午後、イリジウムが封入されたカプセルを横浜市の川に外側の容器を横浜港にそれぞれ捨てた。

8月27日 読売新聞

pickup2 at 06:49│ 工場、研究所 
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