2011年11月26日

退職金昏睡強盗 知人名義口座悪用 2容疑者逮捕

東京都内の大手新聞社の元社員の男性が一時行方不明になり、口座から退職金など約1650万円が奪われた事件で、24日、昏睡強盗容疑などで中国籍の無職の容疑者2人を逮捕した。2人が多額の現金を自分たちの知人名義の口座に振り込んでいたことも同日、捜査関係者への取材で判明。口座にはほかにも入金があり、2人は同様の手口で計19件、被害総額3350万円の事件に関与した疑いがある。

逮捕容疑は、4月22日未明、東京銀座で誘い込んだ男性を睡眠導入剤や酒で昏睡させ、ATM(現金自動預払機)で金融口座から計1650万円を引き出したなどとしている。

両容疑者は、男性を「カラオケに行こう。お金がないと遊べないよ」と誘って、ATMで残高照会をさせ、キャッシュカードの暗証番号を盗み見た疑いがある。

ATMには引き出し限度額があることから、計画的に2日間にわたって男性を連れ回し、分割して現金を引き出したうえ、発覚を防ぐため、カードを男性に返して解放したとみられる。



産経新聞 11月25日


pickup2 at 08:06│ 防犯 
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