2015年12月09日

コインパーキング精算機壊し現金奪う事件多発 犯行3分

街のあちこちにあるコインパーキングの精算機を壊し、現金を盗む事件が相次いでいる。大阪ミナミでは今年10月、ワイヤロープを取り付けて精算機の扉を車で引きはがし、男が現金約13万円を盗む様子を防犯カメラが記録していた。わずか3分間の素早い手口。警察は警戒を強めている。

捜査関係者によると、大阪府警は職業不詳の容疑者(49)を窃盗の疑いで逮捕した。10月16日早朝、大阪市中央区西心斎橋のコインパーキングの精算機から約13万円を盗んだ疑いが持たれている。

このコインパーキングの防犯カメラが容疑者の犯行とみられる映像を記録していた。午前7時5分過ぎ、白いセダン車が駐車場北側から入った。早朝のミナミは通行人もまばらだが、周囲を警戒するように駐車場内を進んだり、後退したりしている。

しばらくすると、車は出入り口近くの自動精算機の横で止まった。フードをかぶった赤いジャンパー姿の男が運転席から降り、精算機側面の扉下のくぼみと車の後部をワイヤロープで素早く結んだ。

男は車に戻ると、前進と後進を4回繰り返してロープを引っ張り、鉄製の扉(高さ約1.3メートル)を引きちぎった。車から降りた男は精算機の中から売上金などの現金を盗んで立ち去ったとみられる。精算機のそばに車を止めてから逃げ去るまで約3分間だった。

大阪府内では大阪市を中心に8月以降、同様の手口などでコインパーキングの精算機を荒らす事件が110件以上発生しており、被害総額は少なくとも数百万円に上っている。複数の人物が関与しているのを目撃された例もあった。

毎日新聞 2015年12月9日

pickup2 at 16:14│ 防犯 | 屋外
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