2016年06月29日

バスの釣り銭、1000万円超盗む 滋賀、被告の男供述

湖国バス(滋賀県彦根市)の営業所に駐車中の路線バスから釣り銭用の現金を盗んだとして窃盗罪で起訴された男が、「過去5、6年間に釣り銭を1千万円以上盗んだ」と供述していることが28日、分かった。大津地裁彦根支部であった公判で検察側が明らかにし、被害総額が2千万円近くに上る可能性もあるという。

男は東近江市のアルバイトの男(58)。起訴状などによると、4月10日午前1時半ごろ、彦根市野口町の湖国バス彦根営業所敷地に駐車していた小型路線バスの料金箱から5千円を盗んだとしている。

公判で検察側は、アルバイトの男が2010、11年ごろから犯行を繰り返し、1回に付き1万数千円〜5万円を盗んでいたと指摘。夜間に駐車中のバスに近づいて開閉レバーを操作してドアを開け、特殊な機器を使って、料金箱から釣り銭用の小銭を抜き取っていたとした。


京都新聞 2016年6月29日


pickup2 at 21:29│ 防犯 
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