2018年01月02日

侵入盗、愛知が11年連続ワースト。組織的で手当たり次第の犯行。

愛知県で今年確認された空き巣や事務所荒らしなど建物への侵入盗被害は11月末時点で6301件に上り、全都道府県で最多だ。2位の千葉県と約1200件の差があり、11年連続で年間全国ワーストとなる見通し。愛知県警は摘発と啓発に力を入れるが、手当たり次第に繰り返す「組織的で職業的な泥棒」は後を絶たず、抑止の特効薬がない中で捜査関係者は頭を抱える。

警察庁によると、今年1〜11月の侵入盗被害は全国で昨年同期比4.7%減の6万6951件。愛知県の被害件数は同3.8%減ったが、全国の1割近くを占めている。被害総額も昨年を下回るものの約31億円に上り、現金被害に限っても11億円余だった。


今年は空き巣など住宅対象の侵入盗が1割以上減った半面、店舗や会社事務所などを狙う犯行が相次いだ。幹線道路沿いの店舗に連続して侵入するケース、調剤薬局や同一チェーンの飲食店が立て続けに狙われるケースが目立った。

5月下旬の深夜、黒ずくめの服装の男たちが愛知県岡崎市内の会社事務所に駐車中の乗用車を盗んだ。その車で移動し調剤薬局や小規模店舗に続けて侵入して現金などを持ち去る。犯行を終えると車を乗り捨て逃走した。防犯カメラに映るなどしていたが、容疑者は逮捕されていない。

出入り口からレジまでの距離が比較的近い構造の店舗が狙われていた。調剤薬局の多くはシャッターがない。捜査関係者は「短時間で犯行可能な店舗を狙ったのでは」と分析する。バールなどでドアをこじ開ける荒い手口だが組織的に役割分担していたとみられる。


2017/12/30毎日新聞


pickup2 at 16:37│ 防犯 
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