2008年06月
2008年06月30日
不倫疑い女性にわら人形、会社員の妻嫌がらせに500万円賠償命令
会社の同僚男性の妻から不倫相手と疑われて嫌がらせをされ精神的苦痛を受けたとして、岡山県内の女性が1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、岡山地裁が、妻に500万円の支払いと謝罪文の送付を命じたことが30日、分かった。
裁判官は、妻がわら人形を送り付けるなどしたと認定し「長期間の嫌がらせで極めて悪質」と指摘。写真は「夫がふざけて勝手に撮影したもので、不倫を疑ったことには夫にも責任がある」とした。
判決によると、妻は夫が携帯電話に保存していた女性の写真を見て不倫関係と邪推。平成16年〜17年、インターネットの掲示板で知り合った複数の友達に依頼して女性に無言電話をかけさせたほか、わら人形を自宅に、中傷文書を勤務先に送り付けるなどした。また、女性に成り済まして下着などを注文した。
6月30日産経新聞
裁判官は、妻がわら人形を送り付けるなどしたと認定し「長期間の嫌がらせで極めて悪質」と指摘。写真は「夫がふざけて勝手に撮影したもので、不倫を疑ったことには夫にも責任がある」とした。
判決によると、妻は夫が携帯電話に保存していた女性の写真を見て不倫関係と邪推。平成16年〜17年、インターネットの掲示板で知り合った複数の友達に依頼して女性に無言電話をかけさせたほか、わら人形を自宅に、中傷文書を勤務先に送り付けるなどした。また、女性に成り済まして下着などを注文した。
6月30日産経新聞
2008年06月23日
切りつけ 防犯カメラに不審な女 大阪駅通り魔
22日午後1時半ごろ、JR大阪駅で、大阪環状線ホーム東側に上がるエスカレーター手前の踊り場を歩いていた女子大生が何者かに左腕を切られた。直後、同エスカレーターに立っていた会社役員の女性が左腕を切りつけられ、その5分後には約50メートル西の同ホーム中央付近で内回り電車に乗ろうとした女子大生が左腕を切られた。3人は軽傷。
大阪府警捜査1課は通り魔による刃物を使った傷害事件とみて、曽根崎署に捜査本部を設置した。複数の現場が映った防犯カメラの映像には、同一とみられる女性が映っており、この女性が切りつけた可能性もあるとみて、映像を公開し、情報提供を呼び掛けている。
被害者3人は、いずれも上腕部1カ所を無言で切られた。第1現場の女子大生は切られた際、左側を追い抜いていく黒い帽子をかぶった女性を目撃。その後、エスカレーターに乗っていったという。他の2人はその場で切られたことに気付いたが、切りつけた者の姿は見ていないという。会社役員は「かばんが当たったような痛みを感じ、腕を見たら血が出ていた」と話しているという。
6月22日 毎日新聞
大阪府警捜査1課は通り魔による刃物を使った傷害事件とみて、曽根崎署に捜査本部を設置した。複数の現場が映った防犯カメラの映像には、同一とみられる女性が映っており、この女性が切りつけた可能性もあるとみて、映像を公開し、情報提供を呼び掛けている。
被害者3人は、いずれも上腕部1カ所を無言で切られた。第1現場の女子大生は切られた際、左側を追い抜いていく黒い帽子をかぶった女性を目撃。その後、エスカレーターに乗っていったという。他の2人はその場で切られたことに気付いたが、切りつけた者の姿は見ていないという。会社役員は「かばんが当たったような痛みを感じ、腕を見たら血が出ていた」と話しているという。
6月22日 毎日新聞
2008年06月18日
2008年06月08日
硫化水素自殺は犯罪 「巻き添え」立件、方針徹底
硫化水素による自殺が相次ぐことを受け、警察庁は、発生した有毒ガスで第三者に重い中毒症状などの危害を及ぼした場合、自殺者を容疑者死亡のまま重過失傷害容疑などで書類送検するよう全国の警察に促す方針を固めた。同庁捜査1課は「危険な有毒ガスを発生させれば被害が他者に及ぶことは容易に想像できる。過失は決して軽くなく、他者に大きな危害を与えた場合は死後であっても立件し、責任の重さを広く社会に知らせて再発防止を図る必要がある」として、すでに一部に口頭指示、今後、捜査部門の現場幹部などを集めた会議でも随時指示し、方針の徹底を図る。
硫化水素自殺では、発生した有毒ガスによって現場周辺の住民が中毒になるケースが発生。高知県内の市営住宅では4月、中学生の少女が硫化水素自殺。同じ住宅に住む住民ら120人が避難し、ガスを吸引して頭痛を訴えるなどの被害が出るなど、全国で巻き添え被害が相次いでいる。
こうしたことから、警察庁では巻き添え被害者の被害感情を考慮するとともに、硫化水素自殺は他者を中毒に巻き込む危険な自殺手段であることを社会に認知させる必要があると判断した。
6月8日 産経新聞
硫化水素自殺では、発生した有毒ガスによって現場周辺の住民が中毒になるケースが発生。高知県内の市営住宅では4月、中学生の少女が硫化水素自殺。同じ住宅に住む住民ら120人が避難し、ガスを吸引して頭痛を訴えるなどの被害が出るなど、全国で巻き添え被害が相次いでいる。
こうしたことから、警察庁では巻き添え被害者の被害感情を考慮するとともに、硫化水素自殺は他者を中毒に巻き込む危険な自殺手段であることを社会に認知させる必要があると判断した。
6月8日 産経新聞