2009年05月
2009年05月30日
害総額は5000万円超か ネット口座への不正アクセス事件
三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のメガバンク3行の預金がネットバンキングで不正に移し替えられた事件で、被害額が3500万円以上に上ることが28日、警視庁と茨城県警の捜査本部の調べで分かった。ゆうちょ銀行や常陽銀行でも被害が確認されており、被害総額は5000万円程度にふくらむとみられる。
警視庁ハイテク犯罪対策総合センターなどは、不正アクセス禁止法違反や窃盗の疑いで、茨城県や東京都の20〜50代の男12人を逮捕している。逮捕容疑は昨年6月ごろ、神奈川県の60代の女性に作らせたネット口座に不正アクセスし、380万円を第三者の口座に移し替えて、引き出したとしている。
複数の銀行関係者によると、犯行グループはリフォーム会社や保険会社を名乗り、顧客に「還付金がある」などと電話をかけてネットバンキングに申し込ませ、「還付手続きのため暗証番号が必要」などとうそを言って暗証番号やパスワードを不正に入手していた。
捜査関係者によると、被害は3行だけで約10口座、計3500万円に上るとみられ、ゆうちょ銀や常陽銀の被害を合わせると、総額は5000万円程度にふくらむ可能性もある。被害は昨年6月ごろに集中しているが、ゆうちょ銀ではその後も被害が続いていた。
銀行のネットバンキングサービスは、預金の残高照会や他口座への振り込みはできるが、引き出しはできない。犯人グループは別の口座に振り込む形で現金を移動させ、その後、ATM(現金自動預払機)で下ろしていた。
5月29日 産経新聞
警視庁ハイテク犯罪対策総合センターなどは、不正アクセス禁止法違反や窃盗の疑いで、茨城県や東京都の20〜50代の男12人を逮捕している。逮捕容疑は昨年6月ごろ、神奈川県の60代の女性に作らせたネット口座に不正アクセスし、380万円を第三者の口座に移し替えて、引き出したとしている。
複数の銀行関係者によると、犯行グループはリフォーム会社や保険会社を名乗り、顧客に「還付金がある」などと電話をかけてネットバンキングに申し込ませ、「還付手続きのため暗証番号が必要」などとうそを言って暗証番号やパスワードを不正に入手していた。
捜査関係者によると、被害は3行だけで約10口座、計3500万円に上るとみられ、ゆうちょ銀や常陽銀の被害を合わせると、総額は5000万円程度にふくらむ可能性もある。被害は昨年6月ごろに集中しているが、ゆうちょ銀ではその後も被害が続いていた。
銀行のネットバンキングサービスは、預金の残高照会や他口座への振り込みはできるが、引き出しはできない。犯人グループは別の口座に振り込む形で現金を移動させ、その後、ATM(現金自動預払機)で下ろしていた。
5月29日 産経新聞
2009年05月06日
災・盗難相次ぐ重要文化財、建物・美術1万点を防災調査へ
文化庁は、全国の主な重要文化財の防火防犯状況に関する初の緊急調査を行うことを決めた。相次ぐ歴史的建造物の火災、仏像の盗難を受けた対応で、調査結果に基づいて新たな対策を検討する方針だ。
緊急調査の対象は、
1重要文化財の建造物
2寺社などが持つ重要文化財の美術工芸品
3古民家など重要有形民俗文化財の建造物
建造物は約4000棟、美術工芸品は約6000点に上る。所有者へのアンケート調査票の配布を始めており、6月12日までに回答を求めることにしている。
アンケートでは、建造物の場合は、線香や囲炉裏など火気使用の有無や消防署からの距離、警備員の見回り体制を質問する。美術工芸品の場合は、保管場所の耐火性に応じ、施錠の種類や監視カメラの有無、警察との協力体制などを聞く。
5月6日 読売新聞
緊急調査の対象は、
1重要文化財の建造物
2寺社などが持つ重要文化財の美術工芸品
3古民家など重要有形民俗文化財の建造物
建造物は約4000棟、美術工芸品は約6000点に上る。所有者へのアンケート調査票の配布を始めており、6月12日までに回答を求めることにしている。
アンケートでは、建造物の場合は、線香や囲炉裏など火気使用の有無や消防署からの距離、警備員の見回り体制を質問する。美術工芸品の場合は、保管場所の耐火性に応じ、施錠の種類や監視カメラの有無、警察との協力体制などを聞く。
5月6日 読売新聞