2009年07月
職員室で巡回中の警備員逮捕、山形
警備中の中学校の職員室から金を盗もうとしたとして、山形署は23日、山形市内の山形警備保障社員の22歳の警備員の容疑者を窃盗未遂容疑で逮捕した。
11日午後7時25分ごろから7時50分ごろまでの間、山形市立の中学校の巡回警備中に職員室の机の引き出しなどを物色し金を盗もうとしたとしている。容疑を認めているという。
警察によると、侵入の形跡がなく土曜で学校に入った者がいないことから、警備をしていた容疑者が浮上した。警備会社によると容疑者は約1年半前から中学校を担当し、3日に1回ほど1人で巡回していた。市教育委員会によると、同校では現金数万円などが盗まれる被害が4月以降数回あった。また2小学校でも同様の被害があり、同署で関連を調べている。
7月24日毎日新聞
11日午後7時25分ごろから7時50分ごろまでの間、山形市立の中学校の巡回警備中に職員室の机の引き出しなどを物色し金を盗もうとしたとしている。容疑を認めているという。
警察によると、侵入の形跡がなく土曜で学校に入った者がいないことから、警備をしていた容疑者が浮上した。警備会社によると容疑者は約1年半前から中学校を担当し、3日に1回ほど1人で巡回していた。市教育委員会によると、同校では現金数万円などが盗まれる被害が4月以降数回あった。また2小学校でも同様の被害があり、同署で関連を調べている。
7月24日毎日新聞
2009年07月11日
本人確認なし店は2倍超、ネットカフェ犯罪件数、警視庁
東京都内のインターネットカフェなどでの犯罪発生件数が、利用客の本人確認をしない店では、確認する店の2倍以上になることが10日、警視庁の調査で分かった。同庁ハイテク犯罪対策総合センターは同日、事業者や関係団体との連絡会議を初開催し、本人確認の導入を呼び掛けた。
同センターによると、1月から5月までに、ネットカフェなどで発生した窃盗などの刑法犯罪は422件。本人確認をしない店での発生が281件と全体の67%を占めた。不明の店もあり、確認店の発生は122件で、未確認店の件数は約2.3倍に上った。
不正アクセスなどのハイテク犯罪では、大半が未確認店で起きているといい、さらに割合は増加するとみられる。
都内のネットカフェは先月19日現在で592店あり、本人確認をしない店は378店という。
7月10日 時事通信
同センターによると、1月から5月までに、ネットカフェなどで発生した窃盗などの刑法犯罪は422件。本人確認をしない店での発生が281件と全体の67%を占めた。不明の店もあり、確認店の発生は122件で、未確認店の件数は約2.3倍に上った。
不正アクセスなどのハイテク犯罪では、大半が未確認店で起きているといい、さらに割合は増加するとみられる。
都内のネットカフェは先月19日現在で592店あり、本人確認をしない店は378店という。
7月10日 時事通信
2009年07月08日
カード番号に計算施し他人の番号割り出す クレジットマスター初摘発
カード番号に特殊な計算を施し、ほかのカード番号を割り出すクレジットマスターという手口を使って、不正にインターネットで商品を購入していたとして、警視庁は6日、窃盗の疑いなどで大阪市内の男の逮捕状を7日に取る方針を固めた。
捜査関係者によると、クレジットマスターによるカード犯罪の摘発は全国初だという。こうした手口はカード会社などで問題となっており、被害防止に向けて抜本的な対策を迫られそうだ。
カード会社関係者や捜査関係者によると、クレジットマスターは、実際のカード番号に複雑な計算を加え他人のカード番号を割り出す手口。ネットにはカード番号と有効期限を登録すれば買い物ができる通販サイトがあり、この手口で不正に入手した番号を打ち込むと、実在のカード番号に当たる可能性がある。有効期限は元のカードの期限がそのまま該当する場合がある。
男はクレジットマスターを使い大手カード会社の他人のカード番号を入手。平成20年7月、ネットで通販会社からテレビなど8点(20万円相当)を盗んだとされる。男は所在不明で、同署は覚せい剤取締法違反容疑でも逮捕状を取り、指名手配する方針。
クレジットマスター
16けたのクレジットカード番号のうち複数のけたに、決まった数字を足し引きしていくと、特定の回数で元の番号に戻る。その過程で出てきた番号は、他人が使用しているものに該当する可能性があるという。カード番号の並びの規則性を悪用した方法。こうした計算を瞬時に行う自動ソフトも出回っているとされる。カード業界の関係者などによると、10年ほど前から被害が確認されているが、具体的な防止策は見つかっていない。
7月7日 産経新聞
捜査関係者によると、クレジットマスターによるカード犯罪の摘発は全国初だという。こうした手口はカード会社などで問題となっており、被害防止に向けて抜本的な対策を迫られそうだ。
カード会社関係者や捜査関係者によると、クレジットマスターは、実際のカード番号に複雑な計算を加え他人のカード番号を割り出す手口。ネットにはカード番号と有効期限を登録すれば買い物ができる通販サイトがあり、この手口で不正に入手した番号を打ち込むと、実在のカード番号に当たる可能性がある。有効期限は元のカードの期限がそのまま該当する場合がある。
男はクレジットマスターを使い大手カード会社の他人のカード番号を入手。平成20年7月、ネットで通販会社からテレビなど8点(20万円相当)を盗んだとされる。男は所在不明で、同署は覚せい剤取締法違反容疑でも逮捕状を取り、指名手配する方針。
クレジットマスター
16けたのクレジットカード番号のうち複数のけたに、決まった数字を足し引きしていくと、特定の回数で元の番号に戻る。その過程で出てきた番号は、他人が使用しているものに該当する可能性があるという。カード番号の並びの規則性を悪用した方法。こうした計算を瞬時に行う自動ソフトも出回っているとされる。カード業界の関係者などによると、10年ほど前から被害が確認されているが、具体的な防止策は見つかっていない。
7月7日 産経新聞