2018年11月

2018年11月14日

リンゴ盗難相次ぐ。昨年10倍超の1万3000個。青森。

青森県でリンゴの盗難被害が続出している。警察に被害届があっただけでも昨年の10倍以上の1万3000個が盗まれた。産地では農家の高齢化や労働力不足などから、収穫を業者に委託するケースが増えている。窃盗団は委託業者などと見分けがつかず、白昼堂々と盗みを働いているとの見方もある。

青森県警によると、リンゴの窃盗は10月から相次ぎ、被害届は12日時点で5件。弘前市で「ふじ」約4300個(50万円相当)が盗まれた他、つがる市でも「ふじ」約5000個(40万円相当)がもぎ取られた。その他、青森市で約800個、平川市で約1640個、黒石市で約1200個と、合わせて約1万3000個もの被害があった。17年は2件の被害届で、約1030個の被害だった。

被害届を出さない農家も多いとみられ、県やJA関係者によると「届け出は氷山の一角」との見方が強い。

盗難の手口について、県りんご果樹課は「集団でやって来て白昼堂々と盗んでいくことがある」と危機感を示す。農家の人手不足から、農家が収穫を業者に委託するといったことがあり、収穫か盗難か見分けが付かないこともあるという。


2018/11/13日本農業新聞

pickup2 at 09:39|Permalink 防犯 

2018年11月02日

渋谷ハロウィーン13人逮捕 無法状態の祭りに有料化など対策検討

ハロウィーン当日の31日夜から1日朝にかけて、東京・渋谷の繁華街では仮装した若者らで混乱が続いた。多くの警察官や機動隊員が警戒する中でトラブルが相次ぎ、痴漢や窃盗などによる逮捕者は13人を数えた。渋谷区の長谷部健区長は来年以降について近くの代々木公園を利用したり、有料制にするなど規制を検討することを明らかにした。

日付が変わり最終電車の時刻が過ぎても、コスプレの聖地と化した渋谷の騒ぎは収まらなかった。警視庁渋谷署が逮捕した13人は10〜40代の男で、容疑は都迷惑防止条例違反(痴漢)や窃盗、暴行、公務執行妨害や公然わいせつなど。すれ違いざまに女性の胸を触ったり、道路で寝ている男性のバッグから財布を盗んだ疑いなどで、警察官らに身柄を確保された。

明け方にもJR渋谷駅前のハチ公像の台座に上って踊ったり、スクランブル交差点で走りながら奇声を上げる人も。路上にはペットボトルや空き缶、タバコの吸い殻などが散乱。やがて早朝には、仮装した人を含むボランティアらが集まり、ごみを拾い清掃する姿が目立ち始めた。

週末に軽トラックが横転させられるなどの騒動を受け、区長も、「法令を守り健全に楽しんで」と呼び掛けたが、その声は結局は届かなかった。
地元住民や企業から約500人が参加したごみ拾いイベントの前にあいさつした区長は「楽しんだ人もいたが、不快な思いをした人もいる。国際都市としてにぎわいと安全の両立が課題」として、来年度予算にハロウィーン対策を盛り込む可能性に言及。
「代々木公園を使ったり、有料イベントにするアイデアもある。しっかり対策を練りたい」と具体案を交えて強調した。実現には公園の夜間使用や、イベントの場内整理など課題は多いという。それでも「この危機を乗り越えて発展していきたい」と強い決意を示した。

2018/11/2スポニチ

pickup2 at 09:51|Permalink 防犯 
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