2006年06月20日

NTTカード>8万件の電子マネーID流出

NTT東日本の子会社「NTTカードソリューション」は20日、同社が運営する電子マネー「ネットキャッシュ」の顧客がインターネット上の通信販売などで利用している約8万件のID(身分証明番号)が流出したと発表した。ネットキャッシュを管理するサーバーに不正アクセスした第三者がIDを引き出したとみられ、不正利用による被害総額は約327万円としている。

ネットキャッシュは、16ケタのIDを使い、プリペイド(先払い)方式でパソコンでのオンラインゲームソフト購入などの決済を行うサービス。
同社によると、流出したID約8万件のうち、まだ特定の顧客に販売(発給)されていなかったものは約5万件、販売済みのものが約3万件。同社は販売前のものは利用停止にし、販売済みのものは新しいIDと無償で交換する措置を取って顧客の被害を補てんした。

今月9日に顧客から「利用していないのに残高がゼロになり利用できなくなった」との苦情があり、サーバーへのアクセス記録を調べたところ、5月末に不正に大量のIDが引き出されていたことが判明。同社は今月中旬にプログラムを修正し、不正アクセス防止策を強化した。
(毎日新聞)6月20日

pickup2 at 21:26│TrackBack(0) 防犯 | 個人情報

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