2006年06月30日

万引きをしたOL、防犯設備や弁護士費用の支払い書店と和解

都内の書店が、計約1万5000円分のコミック本を万引きしたOLを相手取り、万引き対策の防犯ミラー設置費なども合わせた総額23万円余の支払いを求める損害賠償請求訴訟を立川簡裁に起こし、OLが約7万円を支払うことで和解が成立したことが24日わかった。
書店が万引き犯に防犯費用まで請求した訴訟は全国で初めてという。

内訳は、
盗まれた本を1冊410円として計算して、計1万5580円
店内監視用に増員した店員の3日間分の日当2万5000円
防犯ミラーの設置費2万円
警察の事情聴取に協力した店員らの日当1万1900円
弁護士費用16万円
これら23万2480円の支払いを求め、昨年10月に提訴した。

訴訟は翌11月、弁護士費用を除いた計7万2480円をOLが同店に支払うことで和解が成立した。
読売新聞:2005/2/24

○○○

非常に珍しい和解。
書店の万引きは、被害額がエスカレートする一方です。
書店側の救済がなかなか進まないのが現実。

この和解事例は、万引き被害に苦しむお店にとってたいへん画期的なものかもしれません。

pickup2 at 06:42│ 防犯 | 一般店舗
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