2010年04月03日

空き室のベランダから隣へ、新手の空き巣横行 昨年から大阪市内で20件

賃貸マンションの空き室に侵入し、ベランダづたいに隣室に入って現金などを盗む手口の窃盗事件が昨年9月以降、大阪市内で多発していることが分かった。空き室は改装や入居希望者の案内など、複数の業者が出入りするため簡易な鍵だけで施錠されていることに目をつけ、集中的に狙っているとみられる。

事件は大阪市中央区、西区、浪速区で発生。今年2月にワンルームマンションで女性会社員宅が荒らされ、高級ブランドバッグや現金が盗まれるなど昨年9月以降少なくとも約20件の被害が確認されているという。被害品の一部はリサイクルショップで換金されていた。


狙われた部屋は、ほとんどがマンション中層階にもかかわらず侵入が難しいベランダ側のガラスが割られる手口が酷似。いずれも隣室が空き室で、そこからベランダづたいに忍び込んでいたことが判明した。

賃貸マンションの空き室は、次の入居者が決まるまで、内装業者や入居希望者を案内する不動産会社などの業者が出入りする。その都度、ドアの鍵を借りる手間を省くため、管理会社が一時的に暗証番号ダイヤル式の南京錠などを取り付けていることが多いという。長期間無施錠だった空き室から侵入されたケースもあるという。

4月3日 産経新聞


空き巣被害にあったら!被害届などの対処法とチエックポイント



pickup2 at 20:56│ 防犯 | マンション
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