2010年10月05日

エアコン室外機盗難385件、九州・山口で多発

エアコンの室外機が盗まれる事件が今年1〜8月、九州、山口で少なくとも385件発生していることが毎日新聞の取材で分かった。室外機には銅やアルミニウムが使われており、窃盗犯が金属回収業者などで換金しているとみられる。

北九州市の病院では、8月9日、エアコンの室内機と室外機をつなぐ配管が切断され、室外機だけが持ち去られているのを出勤してきた職員が見つけた。盗まれたのは室外機1台で被害額は約10万円。


福岡県警によると、会社事務所や民家の敷地などに侵入し、エアコンの配管を切断して室外機だけをトラックに積んで持ち去る手口が多い。盗んだ室外機は金属回収業者に持ち込み、1台数千〜1万円前後で換金されているという。

エアコンの室外機を狙った盗難事件は06年ごろから全国各地で起きるようになった。室外機の他にもマンホールや側溝のふた、給水パイプの蛇口、電線、避雷用銅線などあらゆる金属がターゲットになった。

毎日新聞 10月4日

pickup2 at 06:34│ 防犯 | 屋外
最新記事
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: