2019年12月10日

HDD流出、元社員「始業前なら簡単」 盗み常習認める

神奈川県庁の行政文書が大量に記録されたハードディスク(HDD)が転売された問題で、
警視庁に別のHDDの窃盗容疑で逮捕されたブロードリンク(東京都中央区)の元社員(51)が、
調べに対し「始業前に行けば簡単に盗めた。いつもそうしていた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。

逮捕容疑のHDDは自分のリュックに入れて持ち出していたことも判明。
就業時間中は私物を持ち込めず、人目に付きやすいため、始業前を狙ったと同庁はみている。

捜査関係者らによると、高橋容疑者は始業前の3日午前6時40分ごろ、同社本部テクニカルセンター(東京都大田区)の「データ消去室」からHDD12個(2万4千円相当)を持ち出し、就業中はリュックごと私物用ロッカーに置いていたという。同室は出入りにIDカードと指紋認証が必要で、私物の持ち込みも禁じられている。
容疑者は、同社が処理を請け負った県庁のHDDについても関与を認め、「毎日のようにやっていた」と話しているという。同庁は8日、容疑者を送検した。

2019/12/9朝日新聞


pickup2 at 11:41│ 防犯 
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