2021年12月10日

ストリートビューで物色、窃盗容疑で逮捕

グーグルマップのストリートビュー機能などを使って空き家を探し出し、金塊などを盗み出したとして、福岡県警は住居不定無職の容疑者(33)を窃盗容疑などで逮捕し、福岡地検小倉支部が起訴した、と9日発表した。容疑を認め、「テレビ番組で生前整理されていない空き家の問題を知り、犯行を思いついた」などと話したという。

逮捕容疑は、2018年11月〜今年6月、福岡県内の複数の空き家に侵入し、現金計約900万円、金塊4個(計約460万円相当)や手錠1個(約8千円相当)を盗むなどしたというもの。

容疑者は、事前にストリートビューなどで雨戸が閉まっている家を見つけると、現地で電気メーターを確認。空き家と判断したら窓を工具で壊すなどして侵入していた。
侵入時は、物音がしても気づかれにくい悪天候の日を選んでいたという。

県警は裏付け捜査の結果、容疑者が17年ごろから今年3月までに福岡県や佐賀県、広島県や山口県で同様に計443件(被害総額約3080万円相当)の窃盗を繰り返していたとみている。

2021/12/9朝日新聞デジタル



pickup2 at 14:43│ 防犯 
最新記事
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: