2022年11月21日
女湯狙う窃盗団、被害1億円超、警視庁
2022/11/14 時事通信
スーパー銭湯など温浴施設の女湯脱衣所ばかりを狙う窃盗グループのメンバーを警視庁が相次いで摘発している。何らかの方法で入手した鍵でロッカーを開け、利用客のクレジットカードを盗む手口が共通しており、被害額は少なくとも1億円に上るとみられる。同庁は他にもメンバーがいるとみて実態解明を急いでいる。
同庁国際犯罪対策課は昨年11月以降、中国人を中心とするグループメンバー計17人を摘発。関東地方の温浴施設数十カ所でグループの関与が疑われる窃盗被害が確認された。メンバーの女が客を装って脱衣所に侵入。「施設の室内着を着て怪しまれないようにしていた」(同庁幹部)といい、脱衣所で被害に気付いた客は一人もいなかった。女湯を狙ったのは防犯カメラが設置されていないことに目を付けたためとみられる。
在留カード偽造に関与したとして逮捕された別の中国人の女への捜査をきっかけに、グループの存在が浮上。メンバーは脱衣所でのカード窃盗、これを使った不正な買い物、購入品の転売など役割を分担していたとみられる。
関係先からは温浴施設ロッカーの合鍵500本以上や、鍵を複製する機械も見つかっており、同庁はマスターキーの入手ルート解明などを進めている。
スーパー銭湯など温浴施設の女湯脱衣所ばかりを狙う窃盗グループのメンバーを警視庁が相次いで摘発している。何らかの方法で入手した鍵でロッカーを開け、利用客のクレジットカードを盗む手口が共通しており、被害額は少なくとも1億円に上るとみられる。同庁は他にもメンバーがいるとみて実態解明を急いでいる。
同庁国際犯罪対策課は昨年11月以降、中国人を中心とするグループメンバー計17人を摘発。関東地方の温浴施設数十カ所でグループの関与が疑われる窃盗被害が確認された。メンバーの女が客を装って脱衣所に侵入。「施設の室内着を着て怪しまれないようにしていた」(同庁幹部)といい、脱衣所で被害に気付いた客は一人もいなかった。女湯を狙ったのは防犯カメラが設置されていないことに目を付けたためとみられる。
在留カード偽造に関与したとして逮捕された別の中国人の女への捜査をきっかけに、グループの存在が浮上。メンバーは脱衣所でのカード窃盗、これを使った不正な買い物、購入品の転売など役割を分担していたとみられる。
関係先からは温浴施設ロッカーの合鍵500本以上や、鍵を複製する機械も見つかっており、同庁はマスターキーの入手ルート解明などを進めている。
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