2025年05月28日

福島県三春町などの仏像窃盗事件、古物営業法抜け穴悪用

2025/5/6 福島民報

昨年、福島県三春と郡山、二本松の3市町の寺から仏像・仏具などを盗んだとして男が逮捕された事件。取材を進めると、住職が常駐していない無住寺の拡大と近年の仏像ブームが、盗難を誘発している可能性が見えてきた。

さらに古物営業法は、被害発覚日から1年間経過すれば、購入者から元の持ち主への返還義務が失われると定めており、この抜け穴を悪用する業者もいるという。専門家は規制の強化を訴える。

文化庁に登録している県内の寺院数は2023(令和5)年12月31日時点で1530寺あり、3割に当たる約480寺が住み込みの管理者が不在だった。
逮捕された男は無住寺を狙っていた。住職1人が10カ所以上を兼務するケースもあり、少子高齢化や過疎化の進行による後継者不足で、無住寺は県内各地で増加している。

仏像・仏具の盗難は全国でほぼ毎年発生し、県内では約5年置きに大量に盗み取られる被害が起きている。県警本部によると、無住寺の多い郊外が被害に遭いやすく、広域的に狙われる傾向が強いという。



pickup2 at 11:42│ 防犯 
最新記事
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: